今日は防災の日:防災備蓄の見直しを *食料備蓄その1*

今日から9月。

夏の暑さもちょっと和らぎ、長かった夏休みも終わり子どもたちの学校も始まり、ほっと一息ついてる方も多いのでは?

「atelier AI」アトリエアイby 藍プランニング株式会社の片づけ・収納相談担当かわかみさちこです。

先月、防災備蓄のための収納を学ぶため浦和まで勉強に行ってきました。

ライフオーガナイザー®同期で防災備蓄収納マスタープランナーの三島愛さんに防災のこと収納のこといろいろ学んできました。

 

防災備蓄収納

 

防災備蓄収納2級プランナー

どんなことを学んできたかというと、

いざ災害が起きた時に、避難所に行かなくても済む場合(自宅の倒壊の危険性などがなくとりあえずそこで暮らせる場合)に、何をどのくらい備蓄として準備しておけばいいのか?その総量はどのくらいになるのか?そしてそれをどこに収納しておけばベストなのか?

などなど、もっと内容は濃いいものでしたが、簡単にまとめるとこんなことを学んできたのです。

 

起きる災害やその時期、場所によってその時に必要なものが違ってくることや、自分の家族構成などによって備蓄するものが大きく違うことなど、とても具体的に学ぶことができました。

 

東日本大震災から7年。その後も地震だけでなく大雨や土砂災害など大きな災害に見舞われているここ何年かの日本。

いつどこで何が起きてもおかしくない今の状況で、自分自身が被災した時にまず必要になってくるのは自分の命を守ること、自分で自分を助けることです。

最近防災関連の話でよく聞く、自助・共助・公助自助にあたる部分が各家庭での防災備蓄にあたります。

さて、我が家の場合なにをどれくらい、どんな方法で、どこに備蓄するのがベストなのでしょうか?

 

防災備蓄って何がどのくらい必要?

それは各御家庭の人数・家族構成によって違ってきます。

防災関連の情報はいろんなところから発信されていますが、私がよく参考にしているのはコチラ

気象庁のサイト「我が家の防災ナビ」

災害ごとの避難するときの注意点や、普段から準備しておく備蓄品やその方法なども細かく載っているので一度目を通してみてください。

またアプリ「我が家の防災ナビ」もあるのでスマホなどに入れておくと便利です。アプリでは自分が住んでいる場所を登録しておくと防災情報のお知らせが入ったり、また家族構成によって備蓄品の数量を教えてくれるので参考にしてもいいかもしれませんね。

 

我が家も、東日本大震災の後に防災グッズを購入したり備蓄も少しは準備したりしてましたが、今回改めて学んでみてまだまだ足りないものや、うまく回ってない仕組みなどに気づくことができました。

我が家の防災備蓄を自分自身見直しながら何回かに分けてご紹介していきます。

 

我が家の防災備蓄 *食料品(長期保存のもの)*

災害が起きてライフラインが止まってしまったときにまず必要となるのは、水と食料です。

以前は備蓄品というと長期保存のきくものが主流でしたが、最近は毎日の暮らしの中で使いながら備蓄する「ローリングストック」が良いと言われることが多いようです。

我が家も最初食料備蓄を考えた時に、いろんな方のやり方を参考にして、2か月に1回備蓄品を入れ替えるローリングストックを取り入れていました。

が、しかし!面倒くさがりで忘れっぽくルーテインワークの苦手な自分にはこの方法が全然マッチしませんでした。問題は

「2か月に1回の見直しが超面倒くさい!」

「ストック用の備蓄品は忘れないようにキッチンに置いておきたいけどスペースがない!」

だったら見直しの回数を減らして、備蓄を置く場所も見直そう。

水と食料品、我が家の場合家族3人で1週間分くらいはストックしておきたい(離れて暮らしている子どもたちが戻ってもみんなで3~4日は過ごせるように)。その量を全部1か所にまとめようと思うと意外とスペースがとられてしまう。

例えば水だけで言えば、1人当たり1日の必要な水は3リットル×3人×7日分=63リットル。2リットルのペットボトルが31.5本必要となります。6本入りの箱が6箱必要です。

パントリーもなければ収納も少ない我が家のキッチンには入りきりません。

そこで、水と食料の半分は2階の寝室に置くことにしました。でも2階になんか置いたら見直す時期を忘れて絶対賞味期限切れで捨てることに!

なので、ちょっと忘れていてもいいように2階に置くものは長期保存のきくものにしました。

長期保存1

 

長期保存2

どうしても長期保存のきく缶詰やアルファ米に偏りがちですが、保存期間は2年~5年と長いのでしょっちゅう見直す手間はなくなります。

賞味期限

それぞれの箱に入れたものと賞味期限、見直し時期をメモ書きして貼っておきます。

備蓄収納を学んだ時にお昼に試食させていただいた缶詰のパンがとてもおいしかったので、それもこれから購入、ここに備蓄予定です。

長期保存場所

長期保存のお水と一緒に寝室の足元の棚に収納してあります。ここのものだけで3~4日分くらいにはなるかな。

備蓄食料の半量くらいはここに置いてあることになります。

 

残りの食糧備蓄はもう少し賞味期限の短いものを中心に。そちらの紹介はまた次回に!

 

昨日「防災備蓄収納2級プランナー」の認定書も無事届きました。

防災備蓄2級

 

今回学んだことを我が家で実践しながら、防災と片づけ・収納のことにもどんどん生かせていけたらいいなと考えています。

 

家の中の防災はまずは片づけからかもしれません。いざというときに安全で安心に過ごせるよう室内・家の中を整えることを考えてみませんか?

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かわかみさちこ

かわかみさちこ

藍プランニング株式会社の片づけ・整理収納担当、かわかみさちこです。アメリカで生まれた片づけの手法ライフオーガナイズ®の考え方を元に、暮らしを楽にする仕組み作りを考えます。暮らしに役立つ片づけのヒントや収納、大好きなインテリアのこと、アトリエアイでのワークショップなどもご紹介しています。
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