お庭にシンボルツリーを

先日、地域のコミュニティの方にミモザをいただく機会がありました。

ミモザの花の黄色い色は暖かい日差しとあいまって気持ちも明るくなる気がします。たくさんいただいたのでモリモリに花瓶に生けたら一気に家の中が明るくなって、以前買った桜の花も満開で春がやってきたなと心なしかウキウキしてしまいました。

ミモザの花

今くらいの季節になると庭先のミモザの木に黄色い花が咲いているお宅をよく見かけます。今回伺ったお宅にも立派な木が1本植えられていました。お聞きしたら植えてから4~5年とのこと。ミモザの木って意外とぐんぐんと大きくなるんですよね。

おうちの様子やご家族の様子から、おうちを建てられたときに記念に植えられたのかなーなんて思って見て来ました。

おうちにシンボルツリーはありますか?

春先暖かくなってくると庭仕事の季節でもありますよね。花屋さんの店先に春の花苗がたくさん並ぶようになると、花を植えたり庭先のお手入れをと動き出す方も多いはず。

ご近所でもとてもきれいにお手入れされているお庭があったり、そんなに広くない庭先でも鉢植えなどで花をたくさん咲かせているお宅があったり、これからの季節はそんな庭先を眺めて歩くのも朝の散歩の楽しみの一つです。

散歩しながら見ていると、昔からのお宅には大きな松や梅や桜の木があったり、比較的新しいお宅にはミモザの木だったりオリーブの木だったりが植えられていることが多いなと思います。

ここ茅ケ崎市では数年前までは、茅ヶ崎市内に新築のおうちを建てると記念の樹木をいただけるという事業がありました。(現在はその事業は終了しているそうです。)新築を建てたタイミングで記念の樹木を植えておうちの歴史とともにその木も育っていく、なんて素敵な企画だったのに終了してしまったのは残念です。

でも、新しいおうちで新しい生活を始める記念に、「我が家のシンボルツリー」を決めてお庭に植えるっていうのはとても良い考えだと思います。

お庭が狭かったり樹木を植えるような地べたが無いよって方は最初は小さな鉢植えから始めても。でもミモザの木のように数年でぐんぐん大きくなってしまう樹木もあるのでご注意。

新築の場合は、外回りをお願いする外構工事屋さんに相談するとどんな樹木がいいかとかどこに植えたらいいかとか教えてもらえるので、「我が家のシンボルツリー」を植えたいなって方はご相談くださいね。

弊社でお付き合いさせていただいている横浜のエクステリア&ガーデン工事の「LAND-HAG」ランドハグさんはお庭作りでいろんな賞をいただいてるセンス抜群の会社です。庭作りのプロならではのアドバイスも聞けたりしますよ。

新築に限らず中古住宅を購入して自分で庭作りを楽しみたいなって方も、マンションのベランダでガーデニング楽しみたいなって方も、おうちのフォーカルポイントになるシンボルツリーを考えてみてください。

おすすめのシンボルツリーは?

「我が家のシンボルツリー」には何を選んだらいいの?と迷うところですよね。

好きな樹木があればそれを選んでいただくのがベストではありますが、いつの季節に花が咲くのか?実がなるのか?葉っぱが落ちるのか?お手入れは楽なのか?ここ湘南の土地で育てやすい樹木なのか?と選ぶ基準は人それぞれ。

ちなみに数年前まで茅ヶ崎市で配布していた樹木は
こぶし、木蓮、紫陽花、紅葉、柚子、みかん、柊、金木犀、オリーブなどがあったようです。

我が家のご近所を見回すと、レモン、ユーカリ、ミモザ、ムクゲ、ヤマボウシ、ハナミズキなども多いように思います。

桜の木
紫陽花の花
つつじ

何を植えるにしろすぐに枯れてしまうようではがっかりなので、お花屋さんや園芸店でお手入れの仕方などしっかり聞いて、お世話のしやすいものを選ぶのも良いかもしれませんね。

おうち周りの外構や植栽は、我が家の外観のイメージを決める大事なパーツでもあります。その我が家のイメージとしてのシンボルツリーを考えてみてください。

春先、これから植物がぐんぐん大きくなる季節、ちょうど今頃が植え時かもしれませんよ。

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かわかみさちこ

かわかみさちこ

藍プランニング株式会社の片づけ・整理収納担当、かわかみさちこです。アメリカで生まれた片づけの手法ライフオーガナイズ®の考え方を元に、暮らしを楽にする仕組み作りを考えます。暮らしに役立つ片づけのヒントや収納、大好きなインテリアのこと、アトリエアイでのワークショップなどもご紹介しています。
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