家庭で出来るごみ減量化

来年2022年4月から茅ヶ崎市でもごみの有料化が始まります。

茅ヶ崎市で発表しているみ減量化基本方針を読むと、今回のごみ有料化はごみ処理事業を将来にわたり安定して行っていくために、市民にごみの減量を意識してもらい積極的に動いてもらうための政策のようです。

では、市民として家庭でできるごみの減量化はどんなものがあるでしょうか。

茅ヶ崎市ごみ有料化

ごみの有料化は2種類

今回茅ヶ崎市で有料化されるごみの種類は2種類、「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」です。

その他のいわゆる資源ごみとして回収されている、びん・缶・ペットボトル、紙類、製品プラ、衣類・布類等々はそのままのようです。

有料化の方法は、収集のためのごみ袋を指定のものとしその代金を手数料とするようです。

茅ヶ崎市ごみ有料化
茅ヶ崎市ごみ袋料金

 詳細は 茅ヶ崎市ごみ有料化の概要 のページから

つまりごみ袋が小さく済めばかかる手数料も少なくて済む。家庭から出すごみの量を減らせば負担も小さくて済むということです。

それとは別に大型ごみとして収集していたものと収集所に持込されていたごみの手数料も値上がりされます。今年の7月にごみ有料化に関するチラシも市から出されているので、そちらのPDFのリンクも貼っておきますね。

 茅ヶ崎市「ごみ有料化」市民向けチラシ

家庭から出されるごみの中身は?

茅ヶ崎市のまとめによると、家庭から出される「燃やせるごみ」のうち約43%がいわゆる生ごみと言われるもの、約25%が本来ならば資源ごみとして分別できるもの、また未利用の食品なんだそうです。

と言うことは、資源ごみをきちんと分別して、食品ロスを少なくして、生ごみを減らせばだいぶ家庭から出るごみも減量できるってことですよね?

そして「燃やせないごみ」は約34%がプラスチック製品、約13%がこちらも分別可能なびんや缶、金属類等と燃やせるごみとなっているそうです。

こちらもきちんと分別することで資源として使われるものが増えることにもなります。また世界的にプラスチックの減量化が進みなるべくプラスチック製品を使わないようにしようという流れになり、エコバックや詰め替え容器もだいぶ普及してきたことから、ひとりひとりの意識が大事なんだなと思います。

家庭で意識できること

まずは自分のおうちの中でごみの出し方を意識してみましょう。

 *きちんと分別する、分別の種類を知る
 *ごみの出し方のルールを知る
 *生ごみを減らす工夫
 *食品ロスを減らす

 *プラスチック製品を減らす

これって何ゴミで出したらいいの?なんて悩むことありますよね?わからないからとりあえず燃えるゴミに入れちゃえ!って出したことありませんか?私はあります。

ごみの種類で悩んだときに検索できるサイトが茅ヶ崎市にもあります。茅ヶ崎市ごみ分別辞典です。市のホームページからたどっていくとなかなかたどり着かないので、「ごみサク茅ヶ崎」で検索してもらった方が早いです。

ごみサク茅ヶ崎

パソコンでもスマホでも開けるので困ったときは使ってみてください。上の画像にもリンク張ってありますので気になった方は押してみてくださいね。

ゴミの出し方のルールは年度初めに各戸配布される「ごみと資源物の分け方・出し方」に詳しく載っていますのでそちらを確認しておくとよいと思います。下のリンクからPDFで確認できますのでよかったら見てみてください。

「ごみと資源物の分け方・出し方」

生ごみを減らす工夫で導入したもの

生ごみを減らすために最近我が家が導入したのがコンポストです。

「コンポストとは「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のことです。家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥などの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させ、昔から伝承されてきた日本の大切な知恵のひとつです。」

これは今回我が家で購入したLFCコンポストさんのサイトからの一文です。家庭から出る生ごみでた堆肥を作りそれを畑などに使い自然のサイクルに生かすというものなのです。

LFCコンポスト

コンポストにもいろいろ種類があり庭先や畑に直置きする物、電気を使って分解堆肥化するもの、専用のバイオチップなどを使って手動でかき混ぜるものなどなど。大きさや容量、価格も様々なのでご家庭での置き場所や生ごみの量などで選びます。

我が家の場合は LFCコンポスト という手動でかき混ぜるタイプの物を選びました。

茅ヶ崎市ではコンポストの購入代金を補助してくれる制度もあります。税込み本体価格の1/3上限25,000円とのことですが、コンポスト導入を検討している方は補助金申請もぜひしてくださいね。

家庭用生ごみ処理機の購入補助制度について

我が家のコンポストも申請してみようと思っています。まだ導入したばかりなので、効果測定が出来たらまた申請の手順も併せて詳しくブログの記事として載せますね。お待ちください。

日々の暮らしの中でのちょっとした意識

生ごみを減らすための工夫も大事ですが、その一方で食品ロスを生まないための意識もとても大事になってきます。うっかり賞味期限が切れてしまった食品がいつまでも冷蔵庫に入っていたり、食べきれずに残ってしまった物、使いきれずにダメにしてしまった食材などなど、思い当たることもあるのではないでしょうか?(私は多々あります(´▽`*))

それらの食品は、もちろん使い切るための工夫も必要ですが買う時に適正な量なのか?と考えることも大事です?セールで安かったからと大量に買った物を使いきれずに捨ててしまう、それは本当に家計にも地球にも優しいことなのでしょうか?

食品だけではありません。洋服も日用品も雑貨も、おうちに入れる前にちょっと一呼吸おいて考える、意識してみることが大事なことだと思うのです。

とは言え、年がら年中ごみ減らさなきゃー!とかエコとかSDGsとか考えて生きるのもしんどいもの。なので、今の自分は何ができるかな?とめんどうくさがらずに楽にできることは何かな?と考えて1つからでも始めてみてはどうでしょう。

すぐに行動に移せなくても、意識するだけでもきっと変化はあるはず。私も今回の茅ヶ崎市のごみの有料化はごみを減らすことを考えるきっかけになったなぁと感じました。

来年の4月までにはまた茅ヶ崎市の方からごみ有料化に関しては何らかの広報がされると思います。まずは正しい情報を知ること、そのうえで自分ができることをできる範囲でやってみる、その小さな一歩がいつか自分たちが暮らす環境をより良く変えていくための一歩になるかもしれませんよ。

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かわかみさちこ

かわかみさちこ

藍プランニング株式会社の片づけ・整理収納担当、かわかみさちこです。アメリカで生まれた片づけの手法ライフオーガナイズ®の考え方を元に、暮らしを楽にする仕組み作りを考えます。暮らしに役立つ片づけのヒントや収納、大好きなインテリアのこと、アトリエアイでのワークショップなどもご紹介しています。
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