ごみの有料化の前に減量化:前編
来年4月から、茅ヶ崎市でも燃えるゴミと燃えないゴミの有料化が始まります。
茅ヶ崎市ごみ有料化について ← 詳しくはコチラ
ごみ有料化の前に我が家でもごみの減量化を考えなきゃいけないよな、ってことで以前から使ってみたいと思っていた循環型のコンポストを始めてみました。
家庭から出るゴミの内わけ
さて、ごみを減量化しようと思ったとき最初に思ったのは「我が家から出るゴミは何が多いんだろう?」という疑問でした。
週に2回の燃えるゴミの日に、毎回45リットルのごみ袋1つ分くらいはごみを出している我が家。ごみの日に出す前にごみ袋の中をまじまじと見てみたら、
1・生ごみ
2・ティッシュやキッチンペーパーなどの紙ごみ
3・その他の紙ごみ
4・食品のパッケージのプラごみ
5・その他
紙ごみとパッケージのプラごみは実はきちんと分別すれば資源ごみとして出せるものです。茅ヶ崎市の統計でも、燃やせるごみのうち生ごみは43%、そして25%ほどは資源ごみとして分別されるものと未使用の食品などとのことです。この辺のことは以前のブログにも詳しく載せてありますのでそちらも参考にしてください。
ってことは、資源として使えるものをきちんと分別して、食品ロスをなくして、生ごみを減らしたら、燃えるゴミの量はだいぶ減るのでは?
上のブログでも紹介しているのがその生ごみを減らす方法の一つ、コンポストです。
コンポストってどんなものがあるの?
コンポストとは、捨てれば「ごみ」になるものを、土の栄養(堆肥)に変えること、また堆肥を作るための容器のこと。コンポストには大きく分けて、
*バイオ式電動生ごみ処理機
*土に穴を掘って設置する物
*場所を選ばない据え置き型の物
があるようです。我が家の場合、電動式の物は台所に置くスペースがないこと、土の上に設置する物は庭が広くない、ご近所への臭い対策などの理由で却下。結果、据え置き型の物を選択することに。
その中で選んだのが「LFCコンポスト」です。
LFCコンポストを選んだ理由
LFCコンポストは、コンポスト基材の中に生ごみを投入して微生物の力で発酵を促し堆肥を作り、それを畑や家庭菜園に使いおいしい野菜を作れるという循環型のコンポストです。
据え置き型のこちらのコンポストは、都会のマンションのベランダにも置けるような一見コンポストとは思えないようなスタイリッシュなデザインである点が今までのコンポストとは大きな違いではないでしょうか。
本来ならばベランダなどの屋外の通気性の良いところに置く方がよいようなのですが、私は生ごみが出たらすぐにその場でコンポストに入れたい、わざわざ外までもっていくのが面倒なので、キッチンの片隅に置いておいても気にならないデザインと二重構造で臭いや虫を防ぐというところが気に入ってこちらを選択しました。
堆肥が出来たら自分が育てている花や、ボランティアで行っている学校の花壇にも使えたらいいなと思っています。LFCコンポストさんでは野菜の種がセットになっているものもあるようなので家庭菜園にもいいですよね。
LFCコンポストの中身は
最初にLFCコンポストセットを購入します。届くのは
コンポスト基材、内袋、外袋、外袋の底に敷く段ボール、説明書です。
内袋にコンポスト基材を入れて段ボールを敷いた外袋にセット、1日約300グラムをめどに生ごみを投入していきます。この時ごみと基材をかき回す必要があるので小さなスコップなどがあれば便利です。我が家では100均のミニスコップを使っています。
1日300グラムの生ごみってどんなもんでしょう?
ある日の我が家の生ごみ。夕飯の時に出た野菜の皮やリンゴの皮、コーヒーの粉などで約200グラムくらい。この日は少ない方でしたが、食事のメニューによってはもっと生ごみが出ることもあります。
生ごみを1日300グラムをめどに2か月間投入、その後1か月は投入をやめて熟成させて堆肥を作ります。出来た堆肥は畑や家庭菜園に使ったり、使い道のないご家庭には堆肥の回収サービスもあるようです。
その後は定期的に届くコンポスト基材の定期便で新たにまた生ごみの投入を始めてコンポストを回していきます。堆肥を熟成させる時点で中身を段ボールなどに入れ替える方もいるようですが、我が家は虫やにおいの心配もあったので基本のセットをもう一つ購入、2セットで回すようにしました。
最初に購入して約3か月がたって、LFCコンポストを使ってみて
良かった点、悪かった点、困ったこと、変化したこと、ごみの減量化になっているのかなどなどは次回後編でお知らせいたします。
かわかみさちこ
最新記事 by かわかみさちこ (全て見る)
- KIDSスクラップブッキングのお知らせ - 2022年4月14日
- お庭にシンボルツリーを - 2022年3月14日
- 50代からの片づけのススメ - 2022年1月13日