主婦は「家事育児全般完璧に出来て当たり前」と思っちゃいませんか？

こんにちは。今日から仕事始め！

看板犬白柴カープ君と朝イチミーテイングに出て、新年の目標や展望を胸に、今年も頑張っていきたいと思っています。

「atelier AI」アトリエアイ by 藍プランニング株式会社の片づけ・収納相談担当さちねぇこと　かわかみさちこです。

初めての場所で自己紹介をするとき、「ライフオーガナイザーです。片づけの仕事をしています。」というと、よく「なぜ片づけの仕事を？片づけ好きなんですか？お家の中さぞスッキリ片づいているんでしょうねー。」と聞かれることがあります。

が、答えは

「片づけ嫌いです。散らかしっぱなしでいいなら片づけません。昔から片づけられない女でした（今もそんなに得意じゃないよ）。」

じゃあなぜ今この仕事をしているのかって？

話せば長くなるので、手短に言えば

「楽に短時間で苦手な片づけを終わらせたい！」という思いから。

どうやったら家の中が片づくんだろう？きれいにスッキリした部屋を持続できるんだろう？と、雑誌の片づけ特集や片づけの本を買っては読んで実践してみたものの、その時はスッキリするもののなんとなくもやっとした思いが残り、しばらくすると家の中は元通りのゴチャゴチャ状態にリバウンド。

なんでや？と思ってた時に出会ったのが、ライフオーガナイズの考え方。

ライフオーガナイズって何？って聞かれて、いまだに一言で説明できる自信がないんですが（笑）

あえてまとめるなら、「片づけの方法は1人1人違う、片づいてると感じる状態も1人1人違う。そのひとが一番楽で心地良く感じる暮らしを考え、片づけの仕組みを一緒に考えるのがオーガナイザーの仕事」ってことでしょうか。

それを聞いたときに自分がやってきた片づけが自分には合って無かったって事がとても腑に落ちて、納得できたんです。

そして、世の中にはきっと自分と同じ思いでいる人がたくさんいるんじゃないかと、なんで片づけられないんだろうと悩んでる人、自分を責めている人、そんな人たちに伝えたいなと。

そして今日のブログはそんな人に向けて書いています。

そもそも、世の中の人は「結婚して主婦になったら家事・育児は女の人がやって当たり前、出来て当たり前」と思ってる人が多いんじゃないですか？

特に男性！特に40代後半以上！

料理・洗濯・掃除・片づけ・子どもの世話・俺の世話が、最初っからきちんと出来ると思っちゃーないですか？（もちろん世の中には完璧に出来る人もいるだろうけど）俺の給料で生活してんだからやって当たり前、出来て当たり前って思っちゃーないですか？

人には得意・不得意があるじゃないですか。運動が得意な人、勉強の得意な人、歌の上手い人、文章をつづるのが得意な人、絵が上手な人。そして、それぞれ自分の得意分野を活かして仕事にしたりしてるじゃないですか。

それと同じように、家事の中でも得意不得意があってもいいはず。料理が上手な人、掃除が得意な人、家計管理がうまい人、洗濯させたらプロのように仕上げられる人。子育てに関しては、そもそも子どもは夫婦2人で育てるものだと思うからお母さん1人だけが関わることじゃないしね。

なぜ主婦だけがすべてのスキルに完璧を求められなければならないのか？

女の人がやって当たり前、出来なきゃなんじゃそりゃ！と言われる。さぼってんじゃないの？と言われる。努力が足りないんじゃないの？と言われる。やれば出来るならとっくにやってるっちゅーの！出来ないから悩むんじゃないですか。出来ないから自分を否定しちゃうんじゃないですか。ダメな自分を感じて落ち込んだりするんじゃないですか。

苦手な事を頑張る。それが毎日のストレスになっていませんか？

苦手な事に毎日ストレスを感じてイライラしながら不機嫌に過ごすよりも、得意な事に力を入れて自分がやっていて楽しいことを増やしてご機嫌でいられた方が、自分も家族もハッピーじゃないですか？

料理が苦手なら、毎日じゃなくてもたまにはおかずの1品をお惣菜にしてみる。家族で外にご飯を食べに行く。ご主人が美味しいと思うお店に連れていってもらう。

掃除が苦手なら、年に1回だけでもプロのお掃除代行を頼んでみる。掃除が楽になる家電を奮発してみる。

そして片付けが苦手な人には、プロに毎日持続できる片づけの仕組みを作ってもらう。

苦手な事を少しだけアウトソーシングする！という選択肢を生活の中に取り入れてみてもいいのでは。

もし今家の中が片づかなくて、それをストレスに感じていて、どうにかしたい！でもどうしたらいいかわからない！と感じている方は相談してください。お話だけでも聞きますよ。

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