地域の防災訓練に参加してきました。
今一つお天気のぱっとしない3連休。中日の昨日は弊社の所在する松浪地域の防災訓練に参加させていただきました。
笑顔あふれる家づくり:藍プランニング(株) スタッフブログです。
震災後、茅ヶ崎市は「火災」が怖い!
まずは消防の職員の方からお話を聞きました。
海に面した茅ヶ崎市、大きな地震の後の津波が1番怖い!と思われがちですが、実は火災が怖いそうです。
木造住宅が密集していて道路が狭い海側の地域は県内でもトップクラスのクラスター地域、震災後に1件でも火の手が上がったら周りの住宅に延焼する可能性が高いのだそうです。
まずは火災を起こさないようにすること!
地震の後の火災の原因で多いのが「通電火災」です。
通電火災とは、地震による停電の後、電気が復旧した時に起きる火災のこと。原因として大地震が発生し停電の後、数時間から数日後に電気の供給が回復しますが、倒れた電気器具(ヒータ ー、電気を使用する暖房器具など)が通電してスイッチが入り気づかずに周りの可燃物に燃え移ったり、破損した電気配線がショートし火花が散って火災になるなどが考えられます。
阪神・淡路大震災の時の火災の原因の6割はこの通電火災だったそうです。
茅ヶ崎市の市政情報としてコチラに詳しく載っているので、是非目を通してみてください。
災害が起きて自宅を離れるときには、ブレーカーを落とすこと。
慌てていてブレーカーを落とし忘れることの無いように、あらかじめ「感震ブレーカー」をつけておくこともおすすめです。
画像のような簡易的な「感震ブレーカー」がホームセンターで2~3000円ほどで購入できるそうなので、是非各御家庭で設置しておくと安心ですね。
また、新築時やリフォームの時に分電盤を感震ブレーカー搭載の分電盤にすることもできますので、是非ご相談くださいね。
自分のうちから火災を起こさないための小さな工夫が、地域を大きな火災から守ることにつながるんですね。
自分で体験してみることの大事さ
防災訓練ではこの他に、起震車や煙体験、怪我や骨折の時に身の回りにあるものでの応急処置の仕方、倒れている人の搬送の仕方、がれきの下敷きになっている人の救出の仕方などを実際に体験。
もちろん訓練なので、指導してくださる方がいてみんなでゆっくり実践してみるって感じなので、もし実際に災害にあった時にこんなに落ち着いて対処できるかはわからないけど、自分で体験して動いてやってみることはとても大事だなと感じました。
頭の中に知識としてあるだけでなく、実際に体で覚えることで自分の中に落とし込めるような気がします。
年に1度の防災訓練、みなさん是非参加してみてください。
近所の防災訓練は終わっちゃったわー、って方は10月には茅ヶ崎市でこんなイベントもあるので家族みんなで参加してみるのもいいかもしれませんね。
ちがさき消防防災フェスティバル2018
家をつくる私たちに出来ること
地震だけでなく、台風による風水害や、土砂災害。自然の力の大きさを目の当たりにさせられる災害が起こっている今の日本。
そしてこれだけ災害が頻繁におこると、住宅に求められる安全安心の部分はとても大切になってきます。これからはさらに丈夫で安全な建材なんかもどんどん開発されていくのかもしれません。
新しく建てられる家には防災の観点からいろんな工夫がされていくようになるでしょう。とはいえ、誰もが最新の家を建てられるわけではありません。
既存の住宅でより安全安心に暮らしていくために、定期的なお家の点検とメンテナンスは必須です。
強風が吹いたら?大雨が降ったら?大きな地震が来たら?我が家は大丈夫だろうか?
劣化して弱くなっているところから自然の力は襲ってきます。
すべての災害を防ぐことはできないけれど、定期的な点検でその劣化部分が見つかるかもしれません。そこに何らかの対策を打てるかもしれません。
素人ではわからないところも私たち住宅のプロがしっかり点検いたします。何もなければそれでOK!
気になるところがちょっとでもあれば、まずはご相談ください。
転ばぬ先の杖、備えあれば憂いなしですよ。
藍プランニングの住宅無料点検:築5年・10年・15年の方はこの機会に是非!
お問い合わせは TEL:0467-39-5516
または お問い合わせフォームへ
藍プランニング
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