インテリアを整えるポイント
毎日寒い日が続きますね。先週の雪がまだ北側の軒下に残る湘南茅ヶ崎、ここ1週間気温が上がりません。
木曜日あたりにはまた雪予報、インフルエンザも流行中なので暖かくして風邪ひかないように気をつけてくださいね。家族がみんなインフルで倒れてもただ一人無事な「atelier AI」アトリエアイby 藍プランニング株式会社の片づけ・収納相談担当かわかみさちこです。
インテリアで生活を豊かにするテクニック
先日、インテリアコーディネーター協会が主催する講座に参加させていただきました。
片づけの仕事をしていて、家の中がスッキリし始めると、次はインテリアを素敵にしたい!と考えられるお客様が多いものです。
私自身も自宅のインテリアをいろいろ考えたりするのは好きだけど、専門に勉強したわけでもないので、お客様に聞かれても答えあぐねていたところもあり、ポイントだけでも学べたらなと参加させていただきました。
昨年の10月に1回目『自分の好きを探そう』をテーマに、自分の好きなインテリアの傾向を探すワークショップにも参加させていただき、今回は実際にいろんなインテリア小物を使って飾ってみる実践編。
『自分の好きを探そう』では、いろんな素材や色、様々なインテリア写真からパッと直感で好きな物を選んでコラージュを作るレッスンでした。
1枚の紙にどんどん好きな物を貼っていくと、何となく自分の好みの傾向が見えてきます。
色は?暖色系か寒色系か。
素材の手触りは?ツルツルしてるのか、ザラザラしてるのか。
家具の色は?明るい方がいいか、暗めが好きか。
その他にも、アンティークが好き、ポップな感じが好き、北欧系が好き。
好きと感じるものは、その人が心地いいと感じる物。
自分がどんな部屋にいたら心地いいと感じるかな~?なんて思いながらあれやこれや選んでいく作業はとても楽しいものです。
とはいえ家の中をお気に入りの家具やインテリアでそろえようと思ったら、お金も時間もかかりますよね。
そこで今回の実践編のワークでは、家の中の一部分からインテリアを整えていく方法を学びました。
フォーカルポイントを決める。
私たちの仕事の中でも、片づけが終わったお客様のお宅で、スッキリした部屋にせっかくだからお気に入りの絵や雑貨を飾りたいけど、どこに飾ればいいかしら?と聞かれることがあります。
その時にお伝えするのが、いろんなものをいろんな所に飾るのではなく、ここ!と決めた1ヶ所に集約して飾りましょう、ということ。
今回のセミナーの中でインテリアコーディネーターの講師の方からも教えていただいた、フォーカルポイントを決めるということ。
フォーカルポイントとは住宅建築・インテリア用語で『注視点、目を引く点のこと』を言います。
例えば、リビングのドアを開けて最初にぱっと目に入ってくる場所がフォーカルポイントです。
そこが整っていたり、綺麗に飾られていたりすると、お部屋の第1印象が違ってきます。
ぱっと目に入ってきた景色が、ゴチャゴチャと物が積み重ねられて散らかっているところよりも、スッキリとかたづいて素敵な雑貨などがセンス良く飾られていたら、自分自身のテンションも違ってきますよね。
自分で片づけ作業をするときも、どこから手を付けようか?と迷った時は、まずは自分のフォーカルポイントを決めて、そこに好きな物を飾る!という目的で片づけてみるのもいいのではと思います。
もちろんフォーカルポイントは1つだけと決まったものではないので、リビングのソファーに座った時、ダイニングの椅子に座った時、目に付くところをまずは片づけてみる。
まずは引き算。そこに不要な物はどんどん片づけていって、そして足し算。自分のお気に入りの絵や写真を飾ってみたり、雑貨を飾ったり、メインの物を1つ決めてそこから色味を合わせたりテイストをそろえたり。
新しくそろえなくても、今自分が持っている物を工夫して飾ってみるだけでもOK!
お部屋全体のテーマや色味が決まってるとコーディネートしやすいようです。
上の写真は実践編で私がコーディネートさせていただいた1例。
リビングの棚を飾る想定で、会場に準備頂いた雑貨などで好きな物を選んで並べてみました。
中央のファブリックを使った大小の額がとても素敵で、それに合うものをと選んでいったら普段はチョイスしないようなものや色を選んでいたり、新しい発見がたくさんありました。
実際のわが家のリビングとはテイストも違っているので、これをそのまま実践することはないのですが、ちょっとしたインテリアの合わせ方のコツなどを学べて、応用できることもたくさんありとても勉強になりました。
学んだことは自宅で実践
家に帰って我が家で少しずつ実践してみようと、まずは玄関入ってすぐに目に入ってくる階段をフォーカルポイントに。
階段の端っこを本棚代わりにして、お気に入りのインテリアの本などを並べているのですが、後で2階に持っていくつもりの物をそこに置きっぱなしにしてしまい、ゴチャついていました。
不要な物を取り除いて、並べている本も見直して必要ないものを取り除き、ついでに階段も雑巾がけ。
それだけで見た目スッキリと片づいた印象に。ここまでは引き算。
踊り場の小さな椅子は娘が小さい頃遊んでいたぬいぐるみ達を集めた指定席になっています。そこにグリーンと季節の花を足し算。
もう使ってないけど思い出があって処分しきれない物も、こうしてインテリアの一部として活用する方法もありそうですよね。
リビングだけでなく、玄関を開けて、トイレに入って、寝室では?子ども部屋では?といろんな場所でフォーカルポイントを決めてそこを片づけてみる。そこに好きな物をちょっと飾ってみる。季節や行事ごとで飾る物を変えてみる。家の中のポイントを意識してきれいにするだけでも印象は全然違ってくるものです。
インテリアをあきらめていませんか?
*物がたくさんありすぎて溢れてるから
*片づけてもすぐに散らかってしまうから
*小さい子供がいて片づかないから
こんな理由で好きなインテリアをあきらめていませんか?
物があふれてこない片づけの仕組み、散らかってもすぐにリセットできるような片づけの仕組みを作って、まずは自分の一番のお気に入りの場所にフォーカルポイントを決めて、そこからインテリアを整えてみませんか?
1人では腰の重い片づけ作業も、私たち片づけのプロと一緒に作業することで、自分の好きと楽を考えながらスッキリのその先にも進むことが出来るはずです。
片づけやインテリアのことよくわからない、どうしたらいいんだろう?とお悩みの方は是非一度ご相談ください。
小さな場所からのご相談でも承っております。ちょっと話を聞いてみたいという方も、お気軽にお問い合わせください。
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かわかみさちこ
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