家づくりの第一歩・地鎮祭
いよいよ本格的な冬の寒さの到来です。
つい何日か前までの初夏のような暖かさから一転、今日の湘南地方は朝から暖房必須の寒空。午後からちらほら降り出した雨が雪になりそうなお天気です。
笑顔あふれる家づくり:藍プランニング(株) スタッフブログです。
昨日も同じような寒空の下、新築のお客様の地鎮祭が無事とり行われました。雨が降らなくて本当に良かった。
地鎮祭とは
地鎮祭(じちんさい、とこしずめのまつり)とは、
土木工事や建築などで工事を始める前に行う、その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る。一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもある。鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言う。
一般的には、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場となし、斎主たる神職のもと、建設業者・設計者・施主らの参列の上で執り行う。場合によっては、赤白の横断幕を張ったテントの中で行われる事もある。祭場の中には木の台(八脚台という)を並べ、その中央に神籬(ひもろぎ、大榊に御幣・木綿を付けた物で、これに神を呼ぶ)を立てて祭壇(南向きまたは東向き)となし、酒・水・米・塩・野菜・魚等の供え物を供える。(ウィキペディアより抜粋)
建築業界では一般的な儀式でもある地鎮祭ですが、最近では省略される方もいると聞きます。
気持ちの問題かもしれませんが、これから家を建てる、この土地に居を構える、その安全と無事と繁栄をその土地の神様にお願いするのは、日本人としてとても大事なことだと思うのです。
お施主様にとっても私たちにとっても、これから家づくりが始まるスタートラインに立つ、とても大事な神聖な行事です。
「地鎮祭って何?どんなことをするの?」と、初めて体験するお施主様は疑問がいっぱい。そこを不安なくとり行っていただけるよう、しっかりと説明をして古来からの日本の祭事である地鎮祭は是非!とおすすめしています。
寒空の下の地鎮祭
昨日のお施主様は、昭和の終わりと平成の初めの生まれのお若いご夫婦です。
地方のご実家からそれぞれのお母さまが駆けつけて地鎮祭にご参列いただきました。
朝からの曇り空に気温はなかなか上がらず、北風の吹く寒い中での地鎮祭となりました。
神主さんは弊社でいつも地鎮祭をお願いしている猿田彦神社からお越しいただきました。
地鎮祭の式次第
ここで、駆け足で地鎮祭の流れをご紹介。
土地の神様へのご挨拶と工事の安全を願って祝詞を奏上します。
土地の四隅をお祓いします。
地鎮を行います。
盛砂に、設計者が鍬を、お施主様が鍬を、工事施工者が鋤をそれぞれ入れていきます。
弊社社長。
お施主様ご夫妻。
工事施工担当の株式会社創建さん。
参列者全員で玉ぐしを奉納して大体の祭事は終了です。前後で神主さんの口上が入ったり、もろもろ細かい流れはありますがおおむねこんな感じです。
地鎮祭終了後は、皆さんでお神酒をいただきしばし談笑。
つつがなく地鎮祭を終えられ皆さんのこの笑顔。寒い中お疲れさまでした。
ここから家づくりが始まる第一歩
無事に地鎮祭を終えられお施主様はちょっとほっと一息。私たちはこれから完成までピリッと身が引き締る思いです。
敷地のすぐ横の公園には大きな桜の木が。
今は葉っぱは落ちて寒々としていますが、毎年春にはきっと見事な花をつけるんでしょうね。
お家が完成して、これからここで新しい生活が始まるお施主様ご夫妻の、未来の姿が見えるようです。
建物の完成予定は、たぶん平成が終わるころ。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
藍プランニング
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