そもそも今の暮らしに押し入れは必要なのか?

土曜日は新聞折り込みに不動産関係のチラシがたくさん入ってて、いろんな間取りを見ては、あーでもないこーでもないとプランを考えるのが大好き、湘南・茅ヶ崎 笑顔あふれる家づくり:藍プランニング(株) スタッフブログです。

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新築のマンションや一戸建てでも最近は全室洋室の物件が多く見られますね。

和室はあっても1部屋くらい?その和室も収納部分がクローゼットのようになっていたり、必ずしも押し入れがついているという物件も少なくなっているような。

しかし中古物件を見ると、まだまだ和室と言えば押し入れ!ってくらい押し入れがついてますよね。

 

でも押し入れって使いづらくないですか?

もともと和室に布団の就寝スタイルが多かった日本では、布団をたたんで押し入れにしまう、というのがスタンダードでした。でも最近の生活スタイルではベッドを使ってる方も多く、押し入れにわざわざ布団をしまうということも少ないのでは?

では、押し入れに何がよくしまわれていますか?ためしに家の押し入れを見てきました。何が入っているかなー?

*来客用の布団

*季節の飾り物(お雛様とか、5月人形とか?)

*シーズンオフの衣類

*シーズンオフの暖房器具

*普段あまり使わない何か

*昔のアルバム

*中身のよくわからない段ボール

とかでしょうか?

 

で、来客用の布団は年に1回使うか使わないか?くらいなので、正直無くてもいいのでは?と思うんですけど。

たまにしか使わないのに、押し入れに入れっぱなしは湿気やカビの心配もあり、年に何回かは日に当てるために2階のベランダまで運んで、干して、またしまってって手間もめんどくさい。

いざとなったら布団レンタルするという手もあり?使わない布団に押し入れのスペースのほとんどを持ってかれるのもなんだかなー。

そうすると布団を入れない時の押し入れって、奥行きがありすぎて本当に使いずらいんですよね。

容量が大きいがゆえにいろんなものを入れすぎてしまい、奥に入れた物が出しづらく、結果奥の物は死蔵品と化してしまう。ざっと見たところ我が家の押し入れの中身も、きっと半分は不用品。

それを処分したら半分の奥行でも十分に物はしまえる!?

そしたらその分少し部屋が広くなる?

 

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押し入れにしても、とって付けたような廊下の収納にしても、奥行と真ん中の段が意外と邪魔。

ウオークインクローゼットのように、人が中に入って物を出し入れ出来るなら奥行きがあってもいいんですけど、扉を開けてそこからしか物を出し入れ出来ない時は、奥行きと高さがあっても使いづらくてしょうがない。特に古い家に住んでらっしゃる年配の方などは、物の出し入れに苦労なされるのでは?

 

そして、和室に布団敷いて寝てるよー、毎日上げ下ろししてるよー、って方も、押し入れのあの段がもう少し低かったら?と思ったことはないですか?(私は布団の出し入れするときに毎回思います。)何枚か重ねてしまおうと思うと、よいしょって持ち上げたときに自分の胸よりも高い位置にしまうことになり、意外と一苦労。

せめて、布団を三つ折りにして収まるくらいの、奥行き75センチくらいで、中段の高さがあと2~30センチ低かったら!と、最初っから作り付けの昔ながらの押し入れの前で考え込んでしまうのでした。

 

かように押し入れひとつとっても、そこに何をしまいたいか、どんなふうに使いたいか、今の自分の生活や行動によって使い勝手がだいぶ変わってくるんです。

もともと日本の家は古くからの尺貫法がモジュールになっているため、和室は特に、畳の大きさなどに合わせて押し入れの間口も決まったり、奥行きも深かったりがスタンダードになっているため、そんなもんかーと思って使ってる方がほとんど。

もちろん、これからお家を建てるときに注文住宅で収納の大きさも自由に作ることも可能です。でも、今現在住んでいるお家が昔からの作りで、今の自分たちの生活に合ってないんじゃないかなーって感じることがある方は、収納の見直しの時期かもしれませんよ。

 

*もう何年も使っていない布団や座布団が眠っている。

*押し入れの奥に何が入っているか、すでにもう遠い記憶。

*押し入れの奥の物を出そうと思うと、手前の物も全部出さなきゃならない。

*とにかく使いづらい。

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