災害時の食料備蓄はローリングストック法がおススメ。でも、どこに収納する?

先月の片づけのイベントで防災ファシリテーターの方のお話を聞く機会があったり、同じライフオーガナイザーの友人が防災備蓄収納マスタープランナーの資格を取るのでその話を聞かせてもらったり、小学校のPTAの講座で親子防災講座を聞いたりと、ここのところなんだか防災にご縁のある、「atelier AI」アトリエアイby 藍プランニング株式会社の片づけ・収納相談担当さちねぇこと、かわかみさちこです。

 

そして先日、「食料品の備蓄をどこに収納したらいいか相談に乗ってもらいたいのですが。」のご依頼が。

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そのお客様は、常日頃から防災の意識がとても高い方で、もし家族一緒じゃない時に被災した場合はそれぞれどうするとか、お子様が一人で違う場所で被災した時にどうしたらいいかとかを、日常の中できちんと考えて家族で情報を共有して万が一の場合に備えていらっしゃいます。

そんな彼女が、災害時の食料の備蓄に取り入れているのがローリングストック法です。

 

食料備蓄のローリングストック法って何?

災害時の備蓄用にと、賞味期限の長い食品だけを特別にをストックしておくのではなく、普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法がローリングストック法です。

災害が起こるとしばらくは、防災意識が高まり食料の備蓄を意識する方も増えます。でも、何事もなく月日が過ぎてしまうとそれも忘れがちに。賞味期限が長いからとストックしておいたはずの食品も、いつの間にか期限が切れていて、いざ!というときに使えない!なんてことにもなりかねません。

でも、ローリングストック法で日常生活で消費しながら備蓄するという考え方にして、賞味期限に合わせ定期的にストック品を消費しその分を新たに購入することで、常に新しい食料を備蓄でき、備蓄の管理も定期的に行う事が出来ます。

ローリングストック法

***日本気象協会 トクする!防災より サイトはコチラ ⇒ 『トクする!防災』 ***

コチラのサイトに、備蓄に何が必要かなど詳しく乗っていますので、参考にしてくださいね。

 

備蓄食料、どのくらいの量が必要なの?

災害が起きた時、避難所に行けばすぐに食料がもらえるわけではありません。自治体によって備蓄の量も違います。すべての人に行きわたる量が無い場合もあります。大きな地震などが起きたらなおさらです。

外部からの食料配送も、すぐには来ないことも考えておかなければなりません。

そうした時に、何日間かを生き延びるための備蓄を、それぞれの家庭で用意しておく必要があるのです。また、家族構成の違いで必要な物も違ってきます。赤ちゃんがいる、お年寄りがいる家庭では、食べるものも違ってきます。まずは自分の家族に必要な物を、家族の人数分×日数分準備しなければなりません。

例えば、家族5人で3食3日分と考えたら、食料だけでも45食分が必要になります(主食・副食等3~4種類)。そのほかにも水のストック、簡易トイレなども必要です。

そうするとそれらの物を収納しておく場所ももちろん必要になってくるわけです。

 

備蓄品を収納するのに適した場所は?

ご相談のあったお客様は、ストックとして家族4人分の1日分の食料を1つの箱にまとめ4日分。その他にパルシステムの、賞味期限が1年以上と長い食料3日分がまとまった非常食ボックスを購入、計7日分をストック。パルシステムのストック品は1年後の買い替えの時期にはお知らせが届くそうで、賞味期限チェックし忘れてたー(@_@;)ってことも防げそうですね。

パルシステムの商品はこちらをご覧ください。 ⇒ 『3日分買い置きセット』

 

お客様の準備されていた備蓄品は、

食料備蓄1日分

これで4人家族の1日分。「食いしん坊だから災害の時でも美味しく食べられるものを選んでるのー。」とおっしゃってました。でも、非日常の時だからこそ、美味しいものを食べられるって大事ですよね。

食料備蓄1箱

これをそれぞれ1日分ずつ1箱に。4日分なので4箱です。1か月に1回1箱分を食べて、その分をまた補充。4か月後にはすべて新しいストック品に代わってるという仕組み。

ストック品賞味期限

その中で1番短い賞味期限をマステに書いてボックスの表に貼っておきます。(写真は許可を頂いて掲載させて頂きました。)

 

最初、食べ物だからキッチンに置こうかとも考えていたそうです。でもキッチンにはそれだけのスペースがなく、じゃあどうしようか?というのがご相談でした。

幸い、こちらのお宅は収納が多く、玄関入って正面のの廊下収納が片づければすぐに使えそうだったので、そこをご提案。そこには現在、外出する際に持っていくバッグや、旅行の時のスーツケースなどが収納されていたので、スーツケースなどの場所をとる物は玄関横の物置に入れ替え、そこに置いてあった水のストックや簡易トイレなどを備蓄品としてまとめて廊下収納に。普段よく開け閉めする場所なので、備蓄品に貼ってある賞味期限もチェックしやすそうです。

備蓄だから、ストック品だからと見えないところにしまってしまうのは、そのものの存在を忘れてしまう場合も。ローリングストック法は常に意識して、定期的に消費して補充することが大切なので、きちんと目に見える場所に置くことも大事なんですね。

 

実際の片づけは旦那様と2人で頑張ってみる、とのことでしたので、バッグ収納のアイディアなどを少しお伝えして、スペースの空け方の参考にしていただければなと思っています。

 

災害は忘れたころにやってくる。

東日本大震災からもうすぐ6年。ついこの前のような気がした熊本地震からも1年近くが過ぎています。

被災地の方からすればまだまだ復興途中のことなのでしょうが、遠い場所にいる私たちの防災意識は時とともに薄れがちです。でも、やっぱり災害は忘れたころにやってくるんです。その時に少しでも準備や心構えが出来ていれば、その先の未来を変えることも出来るかもしれません。

私自身、忘れがちな備蓄のチェックや、災害に遭った時の家族みんなの心構えなどを、お客様を通じて認識を新たにさせていただきました。ローリングストック法も取り入れて、わが家の災害時の備蓄を置く場所をまた改めて考えてみようと思ってます。

 

みなさんのお宅の災害時の食料備蓄、防災グッズなど、きちんとわかりやすい場所に収納できていますか?

意外と場所をとる備蓄品。出しっぱなしにはしたくないし、でも、しまう場所がない!どうしよう!なんて方は1度ご相談ください。防災を考えた片づけと整理収納のご相談承ります。

 

詳細はコチラ ⇒ 「片づけの仕組みづくりと整理収納相談」

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かわかみさちこ

かわかみさちこ

藍プランニング株式会社の片づけ・整理収納担当、かわかみさちこです。アメリカで生まれた片づけの手法ライフオーガナイズ®の考え方を元に、暮らしを楽にする仕組み作りを考えます。暮らしに役立つ片づけのヒントや収納、大好きなインテリアのこと、アトリエアイでのワークショップなどもご紹介しています。