シニアのお客様の片づけサポート

年の瀬、師走12月も目前。街中がクリスマスのイルミネーションでキラキラし始めると、

今年も残り少しと思い、ただでさえ気忙しい毎日がさらに忙しい気分になってしまいます。

「atelier AI」アトリエアイby 藍プランニング株式会社の片づけ・収納相談担当かわかみさちこです。

Xmas

 

今日のブログは、先月から片づけサポートに伺っているお客様の心の変化の様子を辿ってみたいと思います。

 

捨てられない物には理由があります。捨てられなくてもいいんです。

今回伺ってるお宅はシニア世代のお客様のお家です。仮にAさんと呼ばせていただきます。

私の母と同年代くらいのAさんは、今のようにいろんなものが溢れている時代ではなく、少ないものでなんとか暮らしてきた時代を過ごされているので、「もったいない」「まだ何かに使えるかも」という思いがとてもお強いようでした。

お裁縫なども得意なようで、ご自身でいろんなものを作る楽しみも持ってる方です。

そのためにいろんな手芸用品や材料などもたくさんお持ちです。そしてそれらをきちんと種類ごとに分類して箪笥や押し入れに収納していらっしゃいました。

お友達も多く、いろんな所に出かけてはいろんな方と交流して人生を楽しんでいらっしゃるようにお見受けしました。

そして、そんなお友達にご自身で作った物をプレゼントするのが大好きだとおっしゃっていました。

 

多趣味で好奇心旺盛、毎日を楽しんでらっしゃる、でも長年積み重なってきた趣味のものなどが大量になってお家全体を脅かすように・・・。ご自身の手に負えなくなってしまった物はいろんな所に溢れてしまい、散らかった部屋では仲のいいお友達を呼ぶことも出来ず、なんとかしたい。とのご依頼です。

 

溢れてきたたくさんの物。それをどうするの?

Aさんは最初「何一つ捨てるものは無いのよ。」とおっしゃいました。あれもこれもここに使う何に使うと、Aさんの中では使い道がきちんと決まっていたのです。その理由を聞くと、なるほどと納得のいくものばかり。でも、その量がやはり多すぎるのです。

物の量を減らす工夫をしないと、現状を変えるのは厳しいかもとお話させていただいても、「捨てたくない!」との答え。

そんなAさんのお宅でやったことは、溢れている物を一つ一つ見ていく事。

 

ご自身できちんと分類して箱に入れて、その箱にメモ書きで何が入っているかわかるようにしてあるAさん。でもその箱の中身を一つ一つチェックし、今のAさんの生活に必要な物なのか、Aさんにとってずっと取っておきたい大事な物なのか、またはこれから先に使うことがあるのか、などをお聞きしながら物を見ていくと今まで漠然と取っておいた物に対して、Aさんの中で少しずつルールが出来てきます。

 

例えば

*これは子どもの物だからすぐには捨てられないけど、ここには無くてもいい。

*空き箱はいろんな使い道があるからと大量に取っておいたけど、綺麗で気に入った物だけに厳選しよう。

*使ってない食器や好きでない物は、誰か欲しい人にあげてもいいかな。

*古い電化製品はきっともう使わないから、処分してもいいかも。

などなど、物を一つ一つ手に取って見ていく事で、今の時代や生活にそぐわないものや必要ないものがくっきりと見えてくるようになるのです。

片づけビフォーアフター1

紙袋整理

(*写真の掲載はお客様の了承をいただいております。)

床の上に溢れていた物が、だいぶスッキリ。あちこちに点在していた紙袋も、大きさごとに箱に収めることで見た目もスッキリです。実はこの日捨てたものはほんの少し。分類してまとめるだけでもだいぶ違います。

 

「もったいない」時代に育ったAさんにとって物を捨てる行為はとてもストレスを感じることのようでした。なので、Aさんがご自身で「もういらない」と決めたもの以外は、種類ごとに箱に詰め直し、大きさをそろえたりコンパクトにまとめたり、収納スペースを少しでも少なくできるように工夫して、

ちょっとずつちょっとずつ、床の上に広がっている物を収めていくように作業を進めていきました。

Aさんの今回のご依頼、最終目標は「リビングで仲のいいお友達を呼んでみんなでお茶すること」。

そんな作業の中で、1回目2回目とお邪魔させていただくうちに、Aさん自身が最終目標に向けてどうしたらいいのかを真剣に考えてくれるようになったようです。

そしてそれには物の量を自分が管理できる量まで減らすことが大事なんだ、ということに気が付いてくれるようになっていったのです。

最初の「何も捨てない!」とおっしゃっていた時に比べたら、「処分してもいいかも・・・」という気持ちになってくれたことはとても嬉しい変化です。

もちろん何でもかんでも「捨てる」事がいい事ではありません。処分の方法も一緒に考えます。

これはお子さんに持って行ってもらおう、お友達にあげよう、リサイクルショップに持っていけるかな?などの選択肢も、いつ誰にどうやって渡すのかまで具体的に考えてもらう事で、その先が見えてくると自分の手を離れた時のことが想像できて行動にも繋がっていくようでした。

3回お邪魔して、収納スペースを確保するための納戸の整理がほぼ終わり、次回からはリビングの片づけです。年内にはリビングをスッキリさせて新しい年には、Aさんがお友達と楽しくお茶を飲めるように、しっかりと作業を進めていきたいと思っています。

 

片づけサービスのページリニューアルしました。

『快適な暮らしのための、片づけの仕組みづくりと収納相談サービス』

↑↑

こちらのページでは片づけの実例やサービス内容とともに、料金の説明も載せていますが、そちらは基本的な片づけにかかる時間と料金になっております。

シニア世代の方の片づけは、若い方のようにどんどん決断してバンバン処分して1日で結果が見える、というわけにはいきません。

物のいるいらないを決めるのも時間がかかります。重たいものを持ったりの作業も出来にくいので私どもが指示を受けての作業になります。作業時間も半日ずつだったりもするのでなかなかはかどらなかったりします。

半日の作業を終えて、次回までにやっておく宿題(たとえば書類の山を見直しておくとか)も、次行った時に出来てなかったりもします。

それはしょうがないことなので、私どもも焦らず急かさずお客様のペースにしっかりと寄り添ったサポートを心がけるようにしています。そして、その分だけ長いおつきあいになるのですから、私どもを信頼していただきいろんなお話を聞かせていただき、最後に「お願いして本当に良かった。」と心から思っていただけるような結果を残せるようにしたいのです。

シニアの方の片づけに関してはご予算や作業日程、回数などで別途お見積もりさせていただきます。

お客様の「どうなりたいか」という目標に近づけ、片づけることで心もスッキリしてもらい、その後もご自身で片づけが持続できるように仕組みを作るところまでが私どもの仕事と考えております。

 

まずは、お気軽にご相談ください。→ お問い合わせフォーム

 

そして今度こそスッキリ片づく、自分が心地いい空間を手に入れましょう。

 

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かわかみさちこ

かわかみさちこ

藍プランニング株式会社の片づけ・整理収納担当、かわかみさちこです。アメリカで生まれた片づけの手法ライフオーガナイズ®の考え方を元に、暮らしを楽にする仕組み作りを考えます。暮らしに役立つ片づけのヒントや収納、大好きなインテリアのこと、アトリエアイでのワークショップなどもご紹介しています。