プラスチックのよくある洗面台を自分でDIYしてみる(施工完成編)
明日はちがさき産業フェアに出展。雨が降らないように今から神頼み。
「atelier AI」アトリエアイby 藍プランニング株式会社の片づけ・収納相談担当かわかみさちこです。
さて、シリーズでお送りした洗面台DIYシリーズ。ついに完成編ですよ(^O^)/
当日の施工の様子を順を追ってご紹介。
今までの様子をおさらいしたい人はコチラからどうぞ(^O^)/
洗面台の上の部分、外してみると?
さて、工事に入る前に
これだけはそろえておいた方がいい道具を紹介。
*電動ドライバー(これは絶対必須!なるべくパワーの強いものがいいと思います。)
*のこぎり(寸法どおりにカットしてもらってるとは言え、きちんと収まるかはわからんよー。)
*カッター(壁紙をはがしたりするときに使います。)
*サシガネ(印をつけたり、平行線を正確に引いたり、直角を計るのに便利)
いよいよ洗面台の上の部分を取り外します。普段はカバーで隠れているねじ部分がどこかにあるはず。それを電ドリを使って外したら、
たいていは裏側に電気配線が繋がってるので、これを電気屋さんにはずしてもらいます。
外した洗面台は処分です。普通リフォームでお願いすれば施工会社が不用品などもきれいに片づけて持って帰ってくれますが、自分でやる時は処分も自分で考えなければなりません。
私はその日のうちに、市の粗大ごみ回収をお願いして、次の日には引き取ってもらえましたよ。
洗面台の鏡の部分を取っ払うと、電気の配線がこんなところに。
配線が出てきたら、これに照明とスイッチ、コンセントの線をつないで設置してもらいます。
注意:ここは必ずプロの資格を持った電気屋さんに頼んで工事してもらってくださいね。素人は手を出してはいけない部分です。
照明を取り付ける場所、スイッチやコンセントの場所などを微調整しながら決めたら、壁に穴をあけ配線をつないでいきます。
ここで、最初にこの辺がいいな、と決めておいたコンセントやスイッチの場所を変更しなければならない時があります。
電気の配線は壁に穴をあけ。外壁と内壁の間の空洞を使って引っ張ってくるのですが、コンセントをつけたいと思った場所に柱などがあると穴があけられず配線を持ってこれないことに。
その柱が内部にあるかどうか探る道具もあるんですねー。名前聞き忘れたけどこんなの。
で、私が最初に考えていた場所には、その間柱が入っているためつけられないということで、場所を探りながら変更。でも、いい感じにコンセントとスイッチの位置も決まり、小1時間ほどで電気工事は終了です。
ここまで来たら工事も半分終わったも同然。私はまだ何もやってませんが(笑)
今回の電気工事を請け負ってくれたのは、弊社の建築現場でも丁寧な仕事で評判の電気工事の鈴木さん。
いつも丁寧で腰の低いとてもいい人。今回も素人の私がいろいろ質問するのに、工事の手を止めて詳しく教えてくれました。ありがとうございます(^O^)/
壁に棚板を付けるとき注意したい事
さて、いよいよ棚板やら鏡やら取り付けていきます。
今回のDIYの強力な助っ人、弊社の設計営業担当の大川君は、毎週仕事休みの日には何かを作ってるというDIY大好き人間。なので今回は施行の部分もヘルプしてもらいました。
実際、棚板を取り付けるときでも、1人ではなかなか厳しい部分が。誰かに支えてもらいながらでないと、ビス1つ打つのでさえも大変です。ご自分でやってみたい!って方は、是非ご家族の誰かと、ご夫婦でも親子でも一緒に取り組んでみてくださいね。
棚板に棚受けを付けて、それから壁につけていきます。
今回鏡は、お客様のお宅でいらなくなった鏡を引き取った物があったのでそれを利用。枠の感じがあまり好きではなかったので、枠から外して鏡本体だけを使用。
土台となるベニヤに両面テープとコーキング材で鏡を貼っていきます。
ここで使ってるのがコーキングガンて、大川君の私物。コーキングを絞るのに使うものだそうで、ホームセンターなどで300円くらいで売ってるそうですよ。
鏡を貼る壁の壁紙をはがし、そこにもコーキング材を。さらに鏡を貼ったベニヤをビス止めして強度を増やします。そして鏡をぐるっと囲むように枠板を張り付けて行けば鏡は完成です。
私が彫刻刀片手に細工した板はここに。
最後にタオル掛けようのアイアンバーを付けて終了。
さて、ここでご注意。
壁に何かを取り付けるとき、なるべく壁の後ろに柱が通っている場所を探して設置してください。電気工事の時と逆ですね。
内壁はたいてい石膏ボードで出来ています。この石膏ボードだけだとビスが効かずにちょっとの力で抜けて落ちてしまうんですね。なのでその後ろの柱の部分にビスを打つことで強度が増します。
付けたい場所にどうしても柱がない!って時は、『ボードアンカー』と言うものを使ってください。
壁を見ただけじゃどこに柱が入っているかわからないよ!って方。壁を横方向にたたいてみてください。音が違うところがあります。カンカンとちょっと硬めの音がするところにはたいてい柱が入っています。
音だけじゃよくわからない!って方には、壁の中の柱の場所を知らせてくれる『壁裏センサー』なんてものもありますので利用してみてくださいね。
いずれもホームセンターに行けば売ってるものなので探してみてください。
自分で作った洗面台は満足度100%
さて、長らくお待たせしました。完成した洗面台はコチラになります。
正面から見るとこんな感じに。
近づいてみると、ところどころ若干寸法があってなくてずれてたり、隙間が空いていたり(^_^;)
でも、思い描いていた自分の好きなテイストの洗面台が完成して、満足度はMAX100%!
写真撮って早速いろんな人に「可愛いよねー!可愛いよねー!」と見せまくっちゃいましたよ。
ところで、この洗面台まだ完成じゃないんですよ。材料の中にタイルがあったのに使われてないじゃん?と気づいたあなた!
そうなんです。じつは、洗面ボウルと下の棚板の間に防水のための何かを貼らなければならず、そこにタイルを貼る予定でいたのですが、この日はタイムオーバー。
今回使うタイルは、卵の殻でできたエッグタイルと言うのを見つけてそれを使う予定なのですが、何とそのタイル好きに色が塗れるという優れもの。せっかくだからポイントに色を塗ったタイルを使いたいなと。その配色やデザインがまだ決まってないので、タイルを貼るのはもう少し先です。
それが出来て、使い勝手を考えて棚に置くものも戻して、やっと完成です。その時はまた写真で紹介しますね。
そして今回のセルフリフォームの様子を、明日からの「ちがさき産業フェア」の弊社のブースでも、パネル展示。ブログ読んで興味持っていただいた方はぜひ産業フェア会場で、弊社スタッフに声かけてください。
自分でDIYでどこまでリフォーム出来るのか?プランの立てかたなどもご相談に乗ります。
茅ケ崎市総合体育館にて 22日(土)・23日(日)の2日間 是非遊びに来てくださいね。
お待ちしております。
産業フェアには行けないけど、話聞いてみたい!って方はお問い合わせフォームからどうぞ。
かわかみさちこ
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