手作り味噌のハードルを下げる

先日は関東地方にも大粒の雪が降りだして驚きました。そんな中、川崎での味噌づくりワークショップに参加してきました、「atelier AI」アトリエアイby　藍プランニング株式会社の片づけ・収納相談担当かわかみさちこです。

発酵ブームと味噌づくりブーム

ここ何年かの発酵ブームで、自宅でお味噌を手作りしたり、いろんなところで味噌作りの講座が開かれたりしています。

わたしのまわりにも「味噌作り女子」が急増中。1月末から2月の立春頃までに仕込む味噌がゆっくり熟成されて美味しくなるそうで、このころになるとSNS上にも「今年のお味噌仕込みました」なんて報告もよく見られます。

実は私も何年か前に1度味噌作りに挑戦したことが。PTAのサークルで味噌作りにチャレンジ。

その時は教えてくださる方が大豆を軟らかく煮るところまでやってくれていて、大豆をつぶして塩と麹を合わせてコネコネしただけだったからそんなに大変じゃなかったんだけど、次の年に自分で大豆を水につけて軟らかく煮てというところからやろうと思ったら意外と面倒くさいと感じてしまって、それっきり手を出していませんでした。

超が付く面倒くさがりの私にとって、手作り味噌はなかなかハードルの高い家事の一つ。

自分で作ったらおいしいだろうなと思いつつ、面倒くさいが勝って手出しできず（笑）。

ところで自分が作った味噌が美味しくなるのは、同じ材料で作ってもその人がもっている常在菌で微妙に味が違ってくるのだとか。

大豆と塩と麹を混ぜるときに、その人の手につく常在菌も一緒にこねられ、発酵が進むうちにその家に漂っている常在菌も混ざりこんで我が家の味のお味噌が出来上がるというわけです。

手前味噌という言葉はここからきているとか、我が家の味噌が一番おいしいんですよと自慢したのがはじまりとか？

わかる気がする―。自分で仕込んだというその事実だけで美味しい気がするもん。

「ていねいな暮らし」といえば

初夏の梅仕事と冬の味噌づくりがマストアイテム。

素敵なライフスタイルを紹介していらっしゃる方のSNSにはよく出てくるキーワード。

こんな豊かな暮らしがしてみたいわー、と憧れて真似する人も多いんだろうなー。でも「ていねいな暮らし」って、エコだけど手間暇かかるってイメージ。

家事は（特に料理）にはなるべく時間を割きたくない、手軽に楽に出来ることが最優先、おおざっぱでずぼらな自分にとって「ていねいな暮らし」は対極といっても過言ではない。

そもそも以前味噌作ってみようかなーと思ったのも、漫画「もやしもん」にハマっていて発酵に興味があったからっちゅうオタクな動機ｗｗ。